シルデナフィルはこんな成分

シルデナフィルはこんな成分

男性機能の改善において、バイアグラ・レビトラ・シアリスで男性の悩みを解消している人が多いです。
その中でも有名なバイアグラは誰もが耳にしたことがあると思います。
そのバイアグラに含まれている成分が「シルデナフィル」というものです。
シルディナフィルは、1990年代の初めにアメリカで狭心症の改善のために研究を進められていた成分で、PDE-5という加水分解酵素の活性阻害剤です。
これにより血管を拡張して血流量が増加するので、血圧が低くなり心臓への負担が軽くなるという仕組みです。
しかし、残念ながらこのような作用は、臨床試験では確認することが出来ませんでした。
そこで臨床試験を中止し、試験薬を回収することにしたのですが、効果が得られなかったにも関わらず、被験者からの反応は思いがけないものでした。
何と、提出を渋るというもので、調べてみると勃起不全を改善する効果があることが判明したのです。
これは、PDE-5の活性を阻害することにより、陰茎周辺部の血流量が増加するからで、性的な刺激により勃起可能な状態となります。

これにより、誕生したのがバイアグラです。
バイアグラは販売開始とともに、アメリカだけではなく全世界で一大センセーションを巻き起こすようになり、まさにメガトン級の大ヒットを記録することになります。
日本でも臨床試験を実施せずに厚生労働省が承認するという異例の対応で、1999年からは医療機関による処方が開始されています。
そして、承認から15年が経過した2014年からは、特許が切れたためにシルディナフィルを主成分とした国内製のバイアグラジェネリックが次々と登場しています。
なお、シルディナフィルは最初に述べたように狭心症を改善するために開発されており、服用すると血圧は急激に低下します。
このために、顕著な高血圧や低血圧の人や、心臓に疾患を抱えているような場合に服用すると、命にかかわるような危険が生じるので、医師の指導のもとに服用を検討するようにしなくてはなりません。
つまり、シルディナフィルは誰でも気軽に服用できる薬ではないということです。

シルデナフィルの作用機序

シルデナフィルの作用機序

バイアグラの成分でもあるんでもあるシルディナフィルがEDに対してどのようにして有効に作用するのか、その作用機序について説明をします。
まず、勃起というのは性的な刺激を受ける事で海綿体平滑筋内に存在している神経が一酸化窒素を遊離します。
そうする事でグアニル酸シクラーゼという酵素が活性化し、その酵素の働きによってcGMPという物質が増加します。
このcGMPの増加によって海綿体平滑筋が弛緩し、海綿体内の血管が拡張されて血液が流れ込みます。
そのままでは血液が流れていってしまうのですが、血流が増大する事によって静脈が圧迫される事で血流が滞り、それによって勃起状態を維持する事が出来るようになっています。
勃起は一度起きても自然に元に戻っていきますが、それはcGMPを分解する酵素、PDE5型が作用するためです。
PDE5型がcGMPを分解する事で拡張された血管が元に戻り、それに合わせて勃起も元に戻るのです。

シルディナフィルの作用機序を理解するにはこの勃起のメカニズムの流れを理解する事が大事です。
シルディナフィルはPDE5型の阻害作用があるのです。
PDE5型の働きを阻害する事によって本来は分解されるcGMPが分解されにくくなります。
そうなると長時間勃起状態を維持するのを手助けしてくれるのでEDに対して有効となります。
それではシルディナフィルを服用すると勃起状態になるのかというと、今の説明を理解してもらうと分かる通りに性的な刺激を受ける部分に関してはシルディナフィルは全く関与していないです。
つまり、cGMPを増加させる作用がある訳ではないのでバイアグラを服用するだけでは勃起状態となるわけではないです。

シルデナフィル配合の薬で有名なバイアグラ

シルデナフィル配合の薬で有名なバイアグラ

EDに対して興味がない人だとシルディナフィルという名前は聞いた事はないかもしれないですが、バイアグラという名前は知っているという人も多いです。
バイアグラは世界初のED治療薬として世界的な注目を集めた薬です。
そしてその成分な名前がシルディナフィルとなっています。
医薬品なので、精力剤やサプリメントで勃起力改善をはかるよりも効果があるとされています。
バイアグラは性行為を行う1時間ほど前に服用する事で性行為の際の勃起状態を維持するのを手助けしてくれる薬です。
また、近年では女性用バイアグラとしてシルディナフィル配合となっているラブグラが人気のようです。
ラブグラは不感症などで悩んでいる女性に用いることで性行為を楽しむことができる治療薬となっています。
EDを改善するのですがバイアグラには勃起を誘発する作用がある訳ではないです。
バイアグラは大体5時間程度の持続時間があるために、一晩性行為を楽しむには十分な長さですが服用するタイミングには気を付けておく必要があります。
あまり早くに服用してしまうとバイアグラの効果が切れてしまう事も考えられます。
ただ単に性行為を行う1時間前に服用する事さえ注意していれば問題ないのであれば、それほど大きな問題ではないのですが、バイアグラを服用する際にはもう一つ気をつけなければならない問題もあります。
それはバイアグラは食事の影響を受けやすいという事です。
食事の中に含まれている脂肪分がバイアグラが体内に吸収するのを阻害してしまうのです。
そのために出来る限りは空腹の状態で服用するのが望ましいです。
服用のタイミングと食事の影響の二つを考慮するとなると厄介になる場合も多いです。
例えば、デートをして食事をした後にベッドインするという事も考えられ、そのような場合に自分は食事しないという訳にはいかないです。
それではそのような場合はどうするのが良いのかというと、食事をする前に服用するのが良いです。
あくまでも食事の影響は体内に吸収される前の話であるために、先に薬を服用して吸収されるまで少し間を空けるのです。