シルディナフィルの多量服用による副作用

シルディナフィルの多量服用による副作用

シルディナフィルはもともと狭心症の治療目的で開発された血管拡張作用のある薬剤ですが、臨床試験の段階で男性器の勃起を促す作用がある事が解かり、そちらの効果を目的として実用化されたものです。特に心因性のEDに対しては、顕著な治療効果を上げるとされています。
ですが血管拡張効果は他の様々な体内の働きにも寄与する為、副作用と認識される症状が出る場合があります。主なものとしては特定の箇所による血流が増加する事による、頭痛・顔のほてり・動悸・視覚の異常等を挙げる事が出来ます。また精神や神経に対する直接的な作用は無いものの、血流の多い状態が持続的に作り出される事で疑似的な交感神経優位となり、強い緊張感を覚えたりする事も考えられます。
前述の症状は基本的に一時的なものとして留まるものの、用量以上に多量に摂取した場合には更なる重篤な副作用も考えられます。まず血管拡張作用が強く出過ぎて、急激な血圧低下を起こす可能性を挙げる事が出来ます。また其れに伴って、本来期待される効果とは裏腹に特定の組織への血液・酸素供給が滞る可能性があります。
この副作用が心臓で出ると発作を起こしたり、脳で出ると幻覚症状を引き起こすといった事例があります。炎症を伴う事も多くなる上に、組織の壊死まで考えられる事から、状態によっては生命に危険を晒す可能性もあります。
シルディナフィルは厚生労働省の認可を受けた薬剤であるので、必要な状況であれば医療機関で処方されますし、またその際には充分なリスク情報も提供されるようになっています。個人輸入等で偽物を掴まされる危険性等と考え合わせても、処方による正当なルートで購入した上で、正しい用量の範囲内で使用すべきと言えます。